空飛ぶ車椅子社長こと加藤健一のブログ

【NANYO BASE 1周年記念】

昨年6月1日に、NANYO BASEとして、株式会社 夢源、一般社団法人 山形バリアフリー観光ツアーセンターの新事務所に移転をし早いもので1周年を迎えることができました。

こうして1周年を迎えることができるのも、ひとえに日頃からご支援、ご協力いただいている皆様に心から感謝申し上げます。

さて、2014年に心のバリアフリー推進団体Gratitudeを設立し、今日まで障害者、高齢者の方々の外出促進事業として、ブルーペイント大作戦や山形に恋する芋煮会などバリアフリーの啓蒙活動を展開してきました。お陰様で現在では、大人気のイベントになり全国各地からこのイベントに参加成長することができました。

また、2016年からは県内初となる山形バリアフリー観光ツアーセンターを設立。障害の有無に関わらず、誰もが観光を楽しめる環境整備を行ってきました。そのバリアフリー観光の目玉となっているのが、空飛ぶ車椅子。日本初のバリアフリースカイエリアとして、これまで、全国から約30名の障害のある方の空飛ぶ夢を叶えてきました。

この環境整備には、南陽市の白岩市長をはじめ、ソアリングシステムの金井さんなど、本当に多くの方にご賛同とご協力をいただき実現することができました。お陰様で全国から高い注目を集め今年の4月にはデンマークから修学旅行生障害のある方を含む成人の方35名をお招きし南陽市で3泊4日のバリアフリー観光を楽しんでいただく日本でも先進的な事例バリアフリーインバウンドという実績をつくることができました。

これまで、こうした様々な受入の環境整備を進めて参りました。私たちが目指す障害の有無に関わらず誰もが住みよい街。当たり前が当たり前にできる社会にする為には、こうした受入として健常者側だけではなく、障害者当事者の意識も変えていくことが重要であると考えます。

つまり、バリアフリー環境が整っても、そこに当事者が行くのを諦める原因が他にもあるのです。それは、働くことです。多くの障害者の方は一般の企業で働くことを諦めていたり、もしくは、働きたくても働けない環境にあります。

観光を楽しむにも、遊びに行くにも、生活を向上させる為には、きちんと働いてその対価として給与をいただくことが大前提です。こうした、働くための環境整備として、2018年より株式会社夢源を立ち上げ、障害者の就労継続支援B型施設LUNAとして、主にサービス業として日本で唯一車の軽整備やオイル交換やタイヤ交換、洗車や室内清掃などができる施設としてサービスを提供しています。

僕の小さい頃からの夢。それは、車の整備板金業として独立し自分の店を構える事。しかし、その夢半ば難病の筋ジストロフィーを発病し大好きな車の仕事から、しばらく離れることを余儀なくされました。

しかし、今こうしてNANYO BASEとして再び車の整備に関わることができたことは、本当に嬉しく感謝の気持ちしかありません。たとえ自分が直接整備をできなくても、自分がこれまで磨いてきた技術や知識を伝えることは可能です。まさに、ここは自分の夢の源です。

サービス業として、新たな価値を見出し障害のある方の就労支援として、社会に関われる仕組み、お客様と直接触れ合うことで、障害についてより理解が深まると私たちは考えます。

そんな、障害のある方の夢の源。みんなの夢が叶う場所として、ここは無限の可能性を秘めている、そんな無限の可能性を広げる、夢源にはそんな願いを込めて、今多くの方にご利用をいただいています。

昨年は、松岡修造さんやたけし軍団のダンカンさんにもお越しいただきました。

そして、今日からまた新たな挑戦が始まります。

こうした活動ができるのも、常日頃から応援していただいている三陽製作所の和田社長を、はじめ、有馬館の須藤社長、そして、スクールIE米沢、天童長岡校を経営する遠藤隆一社長、Gratitudeのメンバー、そばで活動を支えてくれるスタッフ。皆様方のあたたかいご支援、ご協力のおかげです。

皆様への気持ちを胸に、スタッフ一同より一層の努力を重ねて、業務に励んでまいる所存でございますので、どうか皆様、今後ともこれまでと変わらぬご指導、ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

 空飛ぶ車椅子社長 加藤健一

関連記事一覧

障害があっても夢を諦めない。

世界初⁈すべり台付きの貸切風呂

日本一優しい珈琲 時の宿 すみれ

TOKYO応援宣言 松岡修造さんと対談

空飛ぶ車椅子ソロフライトに挑戦

PAGE TOP