空飛ぶ車いす社長こと加藤健一のブログ

けんぼーの挑戦を支える仲間から学んだこと

置賜はヒゲのトコ!

昨日は、地元置賜地方に住む濃いーーメンバーで新年会でした。置賜地方とは、山形県の内陸内陸部南部を指す地方名で大観的に「おきたま」「おいたま」どちらの発音も同義として解釈されるが、「おきたま」の方が古い語

山形県はよく人の横顔ほカタチをしていると例えられますが、本当にそうなんです。こんな感じ。

置賜地域の人口は、214,975人。面積は2,495.25㎢。僕の住む南陽市の人口は、32,285人。

南陽市は、開湯920年の歴史を誇る赤湯温泉

1200年の歴史を誇る、東北隋一の歴史と規模を日本三大熊の1つ東北の伊勢といわれる熊野大社

そして、市内5カ所あるワイナリーや全米日本酒歓評会で2018年金賞受賞(2010年〜9年連続受賞)するなど数々の賞を受賞する地元の酒蔵 飲む人の心を満たす酒東の麓

日本初のバリアフリースカイエリアの南陽スカイパークは車椅子で空も飛べる‼︎あの、松岡修造さんもお越しに、全国放送で話題になりました。

松岡修造の東京応援宣言 空飛ぶ車椅子

そして、この置賜地域に住む仲間。県外からお越しになる方々は口々に、「山形の人は誰にでも優しく温かい」と言います。ほんとうに山形の魅力の1つだと思います。

しかし、このメンバーよく集まったよね。ほんと凄い。今回も企画してくれたのは、置賜広域事務組合の齋藤拓也くん。

左から拓也くん、僕、ネイビーさん

遠藤隆一さんもこんな風にfacebookで紹介してくれています。

こんにちは!( ´ ▽ `…

遠藤 隆一さんの投稿 2019117日木曜日

このメンバーで、昨年末に公開になった映画『こんな夜更けにバナナかよ』の話題になって(映画の紹介のブログはこちら)まだの方は是非観てくださいね。

「夜中にバナナ食べたいから買ってきて」こんなのは、可愛いと。そんなの、いくらでも買っていくよ!って話になって。

「けんぼーは、夜中にバナナ食べたいじゃなく、車椅子で空飛びたいとか言っちゃうからね。」

空飛ぶ車椅子社長こと加藤健一です。

これまでも、様々なことに挑戦をしてきました。

最上川の源流にある、米沢にある日本秘湯の宿 大平温泉 滝見屋 さんに車椅子で行ったりとか。

この宿は、最上川の源流の渓谷沿いにあり、米沢市内から車で約20分ぐらい険しい山道を進み、途中からは車で行けないから、渓谷に向かって徒歩で約20分歩いて、急な階段を降りて、最後に吊り橋を渡っていかないと行けない場所にあるんです。こんな感じでね。

崖の下に宿が微かに見える笑

人ひとりやっと通れる狭さの階段。しかも隣は崖

この古い吊橋を渡った先に宿がある

まさに秘境。もちろん、携帯も繋がらないからね。

これまで、109年宿を営んできて、車椅子で宿を訪れた方は一人もいなかった。 だから、女将さんの里美さんも難しいだろうと言っていたけど、当然周りの仲間たちもそう思っていただろう。

でもね、そんなこと聞いたらワクワクしちゃうでしょ

そんなこと言ってるの僕だけで笑

周りの仲間たちはとても不安に思っている訳で…

そんな仲間に話したことは

『大丈夫。そのうち慣れるから』

これ意外と大事なんです。やる前から不安になってやらないことは、やって失敗するよりタチが悪い。

不可能って誰が決めたの?

それは、大抵の場合やったことない人が決めている。実際に挑戦した人がやってみて無理だったという話とは全然違うということ。

相当ハードルが高いと言われたこの難題を、僕たちはひとりひとり力を合わせ、ときには、バックドロップしそうになりながら、崖に落ちそうになりながら、一緒に温泉に行くことができた。

周りの人は、「すごい!そんなこと普通できないよ!!」という人が多かった。

でも、冗談抜きで誰でも出来ること。

自分の心のバリアを解放することで、きっと世界が変わる。成功する最大の要因は、

やると決めて言葉にしそして行動をしたこと。

たったこれだけ。シンプルでしょ?何も難しいことはありません。障害の有無とか、男女の違いとか、そんなの関係ありません。誰にでもできるということ。

できないのではなく、できない理由を探して、やろうとすらしていない人が多い。

やってダメなら次の方法を考える。失敗は失敗じゃない。次へ進むためのプロセス。

そして、そんな挑戦を支えてくれる沢山の仲間がいるということ、手が上がらなくなったら俺たちが支える。そんな風に言ってくれる仲間に感謝。

僕たちの挑戦をみて、元気をもらえる。夢や希望に繋がるという言葉を聞くことが、僕の生きる原動力になる。

こうした行動から、本気で世界が変わるってそう信じて、2019年も様々なことに挑戦を続けていきます。

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