スポーツ文化ツーリズムアワード2018チャレンジ部門受賞。
『空飛ぶ車いす』県内初受賞!!
本日の山形新聞の社会面で大きく紹介いただきました。
車椅子で、空飛んでます。その名も、空の飛ばし屋!!空飛ぶ車椅子社長こと加藤健一です。
空を飛ぶことで固定観念をぶっ壊す
2015年10月5日の初フライトから3年。2016年より車椅子でパラグライダーのフライトを日本で初めて常時受け入れを開始。これまで、全国から約30名の障害のある方、高齢者の方、そして、子ども達の『空飛ぶ夢』を叶えてきました。
最初、飛ぶ前は少し緊張していたり、本当に飛べるのか?という不安もあるけど、一度空に飛び立つと全てが解放され、フォーーーーーーーーーーーッという心からの叫びが溢れてきます。
車椅子の方が空を飛ぶ?障害のある方が空を飛ぶなんて誰も想像していなかったのだと思う。だから僕が飛ぶまでは、こうした空を飛ぶことは当たり前ではなかった。
僕たちは、障害があり普段生活する中で、諦めなければならないことが多く存在している。外出すること、社会に関わること、仕事をすること。空を飛ぶこともその一つ。空を飛ぶことは単なる憧れで、僕たちはいつしか、健常者の一部の限られた方のスポーツという”固定観念”があったのかもしれない。
それは、健常者と障害者どちらも、”やる前から諦めてしまうこと”が多い気がします。安全面は?万が一怪我をさせしまったら?誰が責任を取る?こんなことが、グルグルと循環して結果諦めてしまう。
心のバリアを解放すること
誰もやったことがないなら、僕が挑戦して前例を作ればいい。そこから、一つひとつ課題をクリアしていくことで、新たな可能性が見えてくる。
不可能と決めているのは、自分自身だったりする。結果、誰もやろうとしなかった。誰かが挑戦することで新しい世界が広がる。
心のバリアを解放することで、これまで不可能だったことが、可能に変わるかもしれない。
結局、やるかやらないかは自分次第。
障害を理由に諦めてしまうばかりの人生より。様々ことに挑戦していく人生を僕は選んだ。
できないなら、諦めるのではなくできる方法を考える。そんな選択肢を増やしていくこと。そうすることで叶えなれることがある。
僕はこうして沢山の夢を叶えてきました。
こうした考え方で生活をしていると、それが当たり前になり普通へと変わる。こんなことを繰り返していくと、不可能って言葉を聞くと何故かワクワクしちゃうもんね。笑
車椅子で空飛んじゃうんだよ?そりゃワクワクするでしょ笑 こんなクレイジーで、ぶっ飛んだことやっちゃうんだからね。
常識から逸脱することで新たな価値が生まれる。
イノベーションを生み出すチカラ
これまでにない発想や従来のやり方の中に新しいアイディアが生まれ、そこにニーズと技術が加わり成り立つものなの。
こうした僕たちの活動を応援してくれる仲間がいて、新たな価値が生まれる。それが誰かの夢や希望になっている。
だから、僕はこれからも挑戦を続けていきます。