ひとりのハートが世界を変えられる。空飛ぶ車いす社長 加藤健一

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空飛ぶ車いす社長 加藤健一

『ひとりのハートが世界を変えられる。』

1980年山形県南陽市生まれ。21歳の時に難病の筋ジストロフィーの診断を受けました。全身の筋肉が次第に衰え心臓の拍動さえ弱くなる難病。32歳の時に自力歩行が困難となり日常的に車椅子に乗る生活に。車椅子生活になって感じたのは「諦めなくてはいけないことの多さ」人生で初めて挫折を味わいました。当事者のひとりとして、障害の有無に関わらず、誰もが様々なことにチャレンジできる社会を作りたい。そんな熱い思いがこの活動を始める原点です。

一番のバリアは自分の心の中にある。”障害者だからできない”という固定観念を打ち破るために始めたのは”空を飛ぶこと。”2015年に筋ジストロフィー患者として世界初となる、車椅子によるパラグライダーのフライトに挑戦し見事成功。

一方で地上に戻ると、まだまだバリアを感じる場面がたくさんあります。環境のバリア、情報のバリア、そして意識のバリア。しかし現在は、障害者差別解消法や障害者雇用促進法などが整備され、少なくとも制度上では、障害者でも自ら仕事を選び、チャレンジすることができる社会に変わりつつあります。だからこそ、障害があっても様々なことにチャレンジすることは重要です。

社会にサポートされるだけでなく、自分の能力を発揮し社会の担い手として関わること。また、誰もが得意なこと、不得意なことはあるように、其々ができることは違うという意味では、健常者も障害者も変わりません。誰もが自らやりたいことを見つけ、チャンスを掴み、それにチャレンジし、一人ひとりが行動することで社会や世界が少しずつ変わっていくと僕は信じています。

これからも、誰もが住みよい社会の実現に向けて挑戦を続けていきます。

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空飛ぶ車いす社長こと加藤健一が代表を務める3つの主な事業。

今、全国に車椅子を利用して生活している方は何人いるか知っていますか?実は約200万人いると言われています。その数は全国にいる「佐藤さん」よりも多いのです。しかし、日ごろ生活する中で車椅子の方と街の中ですれ違う機会は少ないはずです。もしかすると、家にひきこもってしまっていたり、決まった場所での生活になっている方が多いのかもしれません。あるいは、外に出ることを諦めているかもしれません。車椅子のみならず、身体が不自由な方、足腰の弱ってきたお年寄りの方、その多くの方が外へ出ることへの「不安」を抱えているでしょう。その方々がもっと外に出ることができるなら。いろんな方と触れ合える機会があったなら。様々な可能性やチャンスが生まれ、活き活きとした生活になるばかりか、たくさんの経済効果ももたらすはずなのです。あたなも一緒に、心のバリアをフリーにする活動を展開してみませんか?

外出促進事業

2014年、心のバリアフリー推進団体『Gratitude〜グラッティテュード〜』を結成しバリアフリーの啓蒙活動をスタート。心のバリアフリーの普及活動として、障害者、高齢者の方を中心とした外出促進事業として障害者等用駐車区画の整備”ブルーペイント大作戦”や”山形に恋する芋煮会”などのイベントを展開。大人気のブルーペイント大作戦は2018年からFCよる全国展開をスタート。

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バリアフリー観光推進事業

2016年、山形県内初の『一般社団法人 山形バリアフリー観光ツアーセンター』を設立。”バリアを魅力に変える”という新しい発想で、車椅子パラグライダー体験など県内のバリアフリー観光の情報を提供。また観光・宿泊施設のバリアフリー調査、施設のバリアフリー改修アドバイス、講演やUM検定などを行い「おもてなし観光日本一を目指し」山形の観光の魅力を全世界へ発信する。

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就労継続支援事業

2018年、就労継続支援B型施設『LUNA〜ルーナ〜』を立ち上げ、障害のある方やひきこもりの方々の就労支援事業を展開。日本初となる”車の軽整備”ができる設備を備え、サービス業に関わる仕事をメインに洗車&車内清掃、タイヤ・オイル交換、歯のセルフホワイトニングなどを行っている。地域に必要とされ、仲間とともに「やりがい」や「喜び」を感じられる場所を提供します。

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取り組み

「できない」はチャンス。「できる」はたくさんある。

僕は「できない」と聞くとワクワクします。なぜなら、今までになかった物事、今まで見ていなかった視点から様々なことを考え出すことこそが、新たな付加価値になるからです。そもそも「バリア」は自分自身が作るもの。外へ出るか出ないか、やるかやらないか、そのバリアを解放するのは自分自身なのです。考え方次第でもっとできることはたくさんあります。だから諦めないでください。僕は今悩んでいる人や、困っている人たちのきっかけになりたくて「ブルーペイント大作戦」や「バリアフリー観光推進」「障害者雇用支援」「講演活動」さらに、車椅子でも履きやすい「Flying Jeans」の製作など幅広い取り組みを行っています。

  1. Mugen Gas station
  2. 炎のけんちゃんねる
  3. 加藤けんいち事務所
  4. キャンペーン&チラシ
  5. GO&FUN
  6. 講演活動
  7. フライングジーンズ
  8. 出演メディア

空飛ぶ車いす社長こと加藤健一のブログ

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私たちと共に地域のバリアフリー化の推進やイベントなど様々な活動を応援してくれるサポーターズ会員を募集しています。
詳しくは「加藤健一公式サポーター」をご覧ください。

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